おはようございます。今日は３年ほど前に施工を行った某老人施設に行ってきました。

内容はトイレの入口の２枚引き上吊り戸が、戸が外れかかっているのでなおしてほしいとの

ことでした。そこの場所は以前も調整に行った場所で、おそらく車椅子をよくぶつけてしまう

トイレなんだと思います。

そこで今回は上吊りだと床に取付けてあるガイドがはずれたり、壊れるといったことがこれからも

起こることを想定して、床にフラッターレールを取付け、建具に戸車を仕込み、下荷重にすること

にしました。下荷重にすれば、建具もふらつくことなく安定しますからね。

上の写真のように上は上吊りの吊戸金具はついたままにして、下にはべたつけのレールを

取付ます。このような施工は正直あまり行わないのですが、（金額がかかってしまうからです)

たとえ下のほうを蹴って、レールから戸車が脱線しても上で吊戸金具がしっかり固定されて

いるのではずれる心配はありません。でもほんとはもっと大事に使ってほしいですね。