岐阜市 玄関戸の取替え。
こんにちわ。今週は曇りの日が続くとのこで少しは楽になりそうです。
早いもので来週からもう8月が始まります。8月はお盆があるため業界全体がばたばたとした感じ
なり、うっかり発注を忘れていると大変なことになります。そのためにも今週の段取りにより来月の
進行具合が決まるといってもいいくらいです。
今日ご紹介するのは玄関戸です。築20年くらいの個人邸の改築工事に伴い、弊社は玄関戸の
取替えの施工をすることになりました。
これは既設の玄関戸です。20年近くも経てば、木もすっかり色や質感もかわってしまいます。
今回はこれと同じデザインで同じ材質のものを作ってほしいとの事で、製作を行いました。
これは建具を搬入したところです。材質は米松(ピーラー)材です。まだ塗装もしていませんし、
日焼けもしていないので、とても白く明るく見えます。米松材はよく外部に面する扉に使われます。
雨や太陽の日差などにも強く、反ったり、割れたりといった不具合が起こりにくい材質です。1つ
難点なのはヤニがでるとこです。どこからでてくるのか、どのくらいでてくるのかもわかりません。
ですが時間が経てばヤニのでるのも落ち着きますので、それまでは少し辛抱です。
新しい建具の取付が終わったところです。縦框を90mmにして、取替え前の物より丈夫に
製作を行い、シリンダーには三和ロックの引き違い錠SL-99-1 ディンプルキーを取付ました。
ディンプルキーとは玄関戸によく使われる鍵の1つで、鍵に丸いくぼみがポコポコとあいている
鍵で、防犯性に優れ、鍵を差し込むのに上下関係ナシに鍵の差込みができ、大変使いやすい
造りになっています。今回施工した玄関戸に関してはガラスを割られてしまったら鍵は開けられて
しまいますけど。
最近では新築工事よりリホームのほうが金額が抑えられ工事期間も短く済むため需要が多く、
工事を行われる方がとても多いと思います。弊社としては残念ながら家具、建具はリホームの
場合、そのまま残すケースが多く、なかなかお仕事には結びつくことが少ないのが現状です。
ですが今回のように、お客様さんがよく来る部屋の入口や、家の顔である玄関の扉を変える
だけでも、印象ががらっと変わります。予算がなかなかそこまで廻らないという方が大半だとは
思いますが、リホーム後に「やっぱりこの扉は替えておけば良かった」と思われる方、結構いると
思います。もし金額や納まりについて悩んでいらっしゃるんでしたらまず御連絡ください。意外と
「なんだそうなんだ」と思われることあると思います。
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