もうすっかり春ですね。

おはようございます。またまた久しぶりのブログ更新です。

すっかり春になりましたが、震災に遭われた方々のことを思うと日本はこれからどうなってしまう

のかと不安になるのは僕だけではないと思います。

水、食料だけではなく、資材の買占めなどが多々起こり始め、新築物件の家具や建具の仕上材

を決めるにも、在庫のあるものを調べて、そのなかからお客さんに選んでいただくというかたちで

現在は打合せを行っています。当たり前に入荷していたものが当たり前に入らなくなることは

とても怖いことです。建築業だけのことではないとは思いますが、難しい問題です。

さて今回ご紹介するのは先月納めました某中学校増築工事で弊社が行った内容をご紹介します

写真を撮影した日が、とても天気が良く、影になってしまい、少しわかりずらいですが、正面

ロッカー、左の掃除道具入れ、ステンレス傘立てを施工しました。家具の材料はすべて岐阜県産

の間伐材の桧で製作を行いました。まず材料を製材するのに1ヶ月かかりました。木を切り、

乾燥機に2週間入れ、木の含水率を下げ、そこから木を板に仕上てようやく組立にはいれます。

この家具は壁が仕上がる前に納めることが決まっていてので、納品にはばたばたしました。

次は建具です。天窓、地袋、そして前、後と引戸すべて桧の無垢材を使用してあります。

ここまで立派な建具を学校物件で製作したのは初めてです。学校に使うのにはちょっと

もったいないですね。それにしても建具は思っていたよりそりも少なく、羽目板の仕上りも

きれいで、お客様にも気に入っていただけたみたいでほっとしています。

この物件では建具は合計約100本ちかく納めました。最近ではこのくらいの規模の仕事が

めっきり減ってしまいましたが、やはりやりがいはとてもありました。

現在進行中で来月納めの物件が4件ほどあります。なぜかすべて個人病院です。

また近々ご報告しますのでご覧下さい。