メラミン化粧合板の建具。
おはようございます。今日は現場に出かける前にブログ更新しています。
今日は先週納めた現場の建具をご紹介します。今回は某銭湯新築工事ということで、水周りという
ことで、合板のなかでは水に強いメラミン化粧合板の建具です。
ご覧のように木目調のメラミン化粧合板の建具を施工しました。不特定多数の方が利用される
ということで、芯組もしっかりめに行いました。
メラミン化粧合板のことを詳しくご説明します。メラミンとは12枚の樹脂を重ねて高圧により1枚
にして約1.2mmの樹脂の板上にしたもののことを言います。建具に使用する場合は、芯組を
行い、ラワンベニヤを貼り、その上からメラミンを接着します。ポリ合板の場合は芯組に直接ポリ合板
を接着することができるのですが、メラミンを貼る場合はラワンベニヤを貼ってから、全面接着を
行わなければなりません。ですから手間も重さも金額もポリ合板の建具にくらべ1.5倍はかかります
メラミンは手間はかかるのですが、耐久性にすぐれているのは間違いありません。家具の天板、
小口、室内の水周りでしたらokです。でもやはり予算がかかるため、室内建具は僕個人的には
ポリ合板で作り、拭き掃除などのメンテをおこなっていただければポリ合板でも充分いいと思います。
それではそろそろ現場へ行ってきます。今日は襖を取り替えて、シナ合板の建具に替えてくる作業
です。建具のみのリフォームといったところです。また報告します。