久しぶりに和室の建具の製作。
おはようございます。今日ご紹介する建具は和室の入口の格子、障子、襖です。
最近では建具のほとんどが既製品のメーカーが製作する塩ビシート貼りの建具が主流になり、
和室がない住宅が増え、障子や襖を製作する機会が随分少なくなりました。
昔ながらのお仏壇を納める場所は人それぞれだと思いますが、和室の畳の上でごろっとするのは
とても気持ちの良いものです。個人的には和室はやはり狭くても作っていただきたいですね。
今回の和室は和室入口を障子ではなく、格子戸にして、和紙を使わず、ワーロン(合成樹脂で
できた和調の物)を使い、少し洋風にしました。
左側にあるのが和室の入口の2枚引き込み 格子戸です。開口は≒幅1650高さ2000あります。
格子戸を開け和室を見るとこんな感じになります。
和室中央には彫りコタツがあり、右奥には仏間収納があります。障子のデザインもとても品良く
落ち着きがあり、スマートな感じの和室に仕上がっています。
今回は久しぶりの和室だったので建具を納めるのが楽しみでした。でもそのくらい和室が住宅
からなくなってきているということです。