こんにちわ。2017年も早いもので10日あまり経ちました。
今年はよりお客様のお気持ちに寄り添い、感動していただける仕事ができるよう努力したいと思います。
今回ご紹介しますのは玄関扉の施工事例です。
築30年は経つ住宅の玄関周りをリフォームです。外壁は大工さんが米杉材を貼り、建具はアクセントが
ついて、落ち着いた雰囲気のものにしたいとお客様からのご希望です。
今回僕がこだわったポイントは
①支給される米杉材を使い、塗装をしてどうメリハリをつけるか。
②金物やガラスのデザインをここでしかない、この玄関にしかない、だけど奇抜すぎないデザインをどう提案するか。
③部屋の中からはできるだけ明るい雰囲気にして玄関を明るくしたい。
以上３点を考慮してお客様にご提案しました。
いつもお世話になっている建具職人の石原さんにまずは立てつけ合わせをしてもらいます。
開口寸法から数ミリ控えて製作していますが、現場が細かく言いますと少し斜めになっていたり、床面が盛り上がっていたりすることがあります。これを職人さんが現場にて削り合わせを行います。
こだわりのハンドルです！今回は落ち着いた雰囲気を演出するためにスチール製の焼付塗装をおこなったハンドルを使用しました。シリンダー錠も黒色で色を合わせ統一感を出します。
ハンドルをつけ、蝶番を取り付け、シリンダー錠をつける。このひとつひとつの作業を丁寧に行います。簡単そうに見えますがなかなか難しいです。
取り付けが完了しました！うーんいい感じです。
外壁材と同じ米杉材を使用して塗装でアクセントをつけました。塗料は天然素材のオスモ、色はマホガニー。ハンドルはユニオンのものです。金物をすべて黒色で統一してより渋さがでました。板の方向も外壁が横目に対して、建具を縦目にして建具の存在感をより強調することができました。
じゃじゃーん！
部屋の中からみた姿です。外側の塗装は濃い茶色を塗り落ち着いた雰囲気を演出しましたが、部屋うちはクリア塗装仕上げにしました。木の持つ明るさと窓ガラスからの採光が玄関全体を明るくします。
隣の家具とも色が近くていいですね！
玄関は毎日使う大切な場所です。毎日利用する場所が毎日お気に入りの扉が付き、毎日明るく仕事にいけるようになったらきっと毎日が笑顔でいっぱいになると思います。
これからも毎日笑顔で仕事に取組みます。
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