大垣市にある友人の美容院の扉の交換。

おはようございます!
1週間が始まりました。早いもので来週から6月です。今週は住宅の家具の取り付けが多々あるので気を引き締めて
お客さんが笑顔になるよう頑張りたいと思います。
今回ご紹介するのは美容院の入口の扉の取り換えです。友人が経営する美容院で、ふとしたきっかけで連絡があり、
施工することになりました。

取り替え前の扉です。材質はポリ合板。外部に面してはいますが、建物から割と奥に扉が付いているため、雨、紫外線の
ダメージが少なく、とても10年経っているとは思えません。ですが、いたるところ傷があったり、建具の下場がべろべろと
めくれているため、今回はその対策を兼ねて製作をすることになりました。

まずは塗料です。外部に面している場所でも自然な風合いをだしたいので今回はオスモ(自然塗料)のチーク色を選びました。
オスモの素晴らしいところは、DIYでどなたでも塗ることができる!(ビバホームで売っています)
色むらなく塗ることができますし、その後のメンテナンスも自分でできるところがいいところです。

塗装する前、した後のビフォーアフターです!
建具の材質はタモ練り付け合板(板目)です。塗装をするとこんなに雰囲気が変わります。
クリア塗装でも素材の木の良さが出ますが、今回は現場の枠の色目に合わせるため、チーク色を選びました。

美容院のお休みの日に施工開始です。金物は取っ手、鍵はそのまま既設の物を使い、動きが鈍くなっていた、
丁番、ドアクローザーは取り換えます。金物の加工等をほとんど工場で行ってきたので、施工完了には2時間ほどで
完了しました。僕はものすごく心配性なのでこの扉を施工する前に合計3回足を運び確認にいきました。

外部に面しているため、雨対策が必要です。直接雨があたることはほとんどない現場なのですが、地面に当たり、
跳ね返りの雨の対策として僕は3種類提案しました。
①ステンレス  ヘアライン仕上げの板を貼る。
②ステンレス  バイブレーション仕上げの板を貼る。
③シンチュウ  素地の板を貼る。
どれも金額は建具の両面貼って約17000円くらいです。僕はその中でもお店の雰囲気に合うシンチュウをお勧めしました。
シンチュウの良さは、時間が経ってくるとサビてきて、アンティ―ク調に変化していくことです。
1年ほど経つと風合いががらりと変わっています。その変化を楽しむのもシンチュウの良さです。

最後は友人の笑顔が見れて心からこの仕事をしていてよかった!と思えました。
今回の予算は建具の製造、取り付け、塗装費も込みで約10万円くらいでした。
納まり等によって金額は大きく変わりますが、これからもお客様の声に寄り添って、お客様が笑顔になってもらえるよう
頑張ります!
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