一宮市店舗の陳列棚の取り付け
おはようございます。今日は朝から素晴らしい天気で蝉が朝から元気に鳴いています。
８月はお盆休みがあるため、あっという間に終わってしまいます。１日１日がほんとに
大切です。暑い日が続きますが皆さんも頑張りましょう！！
今回ご紹介するのは先日納めた、ケーキ屋さんの陳列棚です。
こちらのお客様は友人から紹介していただき、ご縁をいただきました。当初伺った
お客様のイメージの物がとてもコストがかかるものだったので、全く別も提案を
させていただきました。
ちょっと暗くて見ずらいですが、ケーキのショーケースの前に位置する、小壁を
囲うような陳列棚です。幅は1460mm,高さ1800mm、奥行600mm。
メラミン化粧合板仕上げです。小壁のレンガのデザインを残した方がいいと思い、
家具は箱物としては下の収納のみとして、上の部分は棚板のみにして、小壁の質感、
そしてパネルなどで圧迫感を出さないように棚板の固定方法はパイプやＬ金物を使用し
極力シンプルに解放感があるような納まりにしようと心がけました。また、棚板の高さ、
納まりを左右変えて、遊び心をいれ、オーダー家具ならではの存在感になるような納まりに
しました。
正面からだけでなく、横からも商品がよく見えるように棚板を少し奥行を伸ばし、
お客様がどこからでも商品が見えるような納まりになることを心がけました。
棚板がどのくらいの強度で固定できるのかが心配でしたが、小壁にもしっかりビスが
きき、これならある程度のものならおいても問題なさそうです。
一番上の棚にLEDを取り付けました。LEDってこんなに明るいんですね！驚きました
ですがすべての棚板を照らすことは無理なので、オーナーにお話しして、横からライトを
照らしてもらうことにしました。
こちらの照明で一番こだわったのがこのLED照明をどのようにして点灯させるかでした。
お店の中にこの小壁の裏側の通路の下の方にコンセントがありました。ですので電気屋さん
と打ち合わせをして、このコンセントの配線から壁の中を配線を通して高さ1200mmの
高さにスイッチを設け、そこから配線をモールで隠してLEDまでもっていきました。
今回は打ち合わせから取り付けまで約１か月半ほどで納品することができました。
オーナーの方がここに何を置くか、ここをどう使いたいかが明確だったため、
打ち合わせは３回ほどで済みました。今日は納品してから２週間ほど経ちました。
どのように使われているのか、また何か不具合はないか見に行ってきます。「ワザワザ
来てもらうほどのことではないんだけど見てほしい！」ということ、結構あると思います
家具、建具もやはり人間同様、定期健診が必要です。今日はどんな風に家具が使われて
いるのかが楽しみです。
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