某歯医者改築工事
おはようございます。今日は朝からどんより曇っていて梅雨らしい天気ですね。
雨降りは気持ちが憂鬱になる方が多いと思います。自分もなんとなく仕事の勢いが
なくなるというか、早く切り上げたいという気持ちになってしまいます。
さてそんなことは言っていては駄目です。現在の弊社の仕事状況はまあぼちぼちと
いったところです。住宅のリフォ―ム工事今月末納めが１件、新築住宅の建具、家具
取り付けが１件、店舗の家具、建具取り付けが１件と、月末はばたばたしそうです。
今回ご紹介するのは某歯医者改築工事です。こちらの現場は５年ほど前に住宅部分の
建具を施工させていただきました。今回は歯科作業部分の家具の施工を行うことに
なりました。今回はお客様から直接お仕事を依頼され、とても嬉しく思います。
家具の取り付けといっても、患者さんからのワークスペースの目隠しが目的です。
こちらは技工する機械です。どうしても作業をされますと削りくずや毎回整理整頓
ができません。お客さんからも丸見えでしたのでステンレスでカバーをしました。
配線などいろいろごちゃごちゃしていましたが、なんとかおさまりました。
作業されるときは置いてあるだけなのでカバーをはずして作業を行います。
内側はこのようになっています。こちらは患者さんからは見えないため、
このような納まりにしました。ステンレス屋さんが上手に作ってくれたため、
お客さんからも喜んでもらえました。
こちらは施工前です。いろいろなものが置いてあるため、ごちゃごちゃした感じに
見えてしまいます。こちらには扉を付け、家具の下に収納棚を施工します。
施工後の写真です。上の扉は上吊元で扉がゆっくりしまるようにダウンステーを
取り付けました。扉が閉まってバタンと音がしませんし、ゆっくり降りて閉まります。
こちらもワークトップにいろいろな機械や作業道具がおいてあります。でも作業には
必要なものばかりなのでどこかへかたずけておく訳にはいきません。
そこで家具と家具の間にパネルを取り付け、目隠しにしました。施工前と比べ、
随分すっきりしました。パネルを取り付けただけでこんなに変わるものなんですね。
使いだしてからじゃないとわからない問題点があるんですね。当初はこの家具を一式
作り替えるという話がありましたが、大事になりそうだったのでこの納まりに
なりました。
今回はほかにもいろいろと壁にメラミンを貼ったり、配線の穴明けをしたり、
いろいろあり、職人二人がかりで丸一日かかりました。お客さんに施工する前に
一つ一つ確認を行い、施工しました。数センチのことでも気にされることがあり、
作業性が落ちるようなことになってはこまりますから。
今回は作業終了時にはお客様から気持ちよく感謝の言葉をいただくことができ、
今回も改めてこの仕事の楽しさがわかりました。
来週からはいよいよ店舗の家具の取り付けが始まります。また報告します。
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