仏間シャッターについて
おはようございます。まだ梅雨は明けていなというのに毎晩寝苦しい日が続きます。
梅雨時期は天気予報がほんとにあてにならなくて困ります。僕の場合、家具や建具の運搬に
とても天気が影響されるので運搬の際はひやひやしながらトラックを運転しています。
今回ご紹介するのは仏間シャッターです。これは初めて名前を聞く方もいらっしゃると思いますが
普段は観音開きの扉がなかにある仏壇を見るときに仏壇の両側に吸い込まれるように納まる
そんな扉です。
仏壇を使用しないときはこのようにとてもすっきりと扉が納まっています。この襖は枠がないため
余計にすっきりしています。四方にカシューや白木の枠がつくと、ぐっと和風っぽくなります。
向かって左側の扉が仏間シャッターです。普通の扉でしたらとびらの幅のぶん、前に飛び出て
非常に邪魔になりますが、この仏間シャッターの場合、両側にスライドレールを取り付け、扉が
奥行き方向に納まります。とてもすっきり納まります。ただ両側の壁に下地がいないと取付が
できないため、事前に打合せが必要になります。施工は慣れてしまえば難しくはありません。
最近では新築住宅では和室がなく、コーナー畳があるだけといった住宅が増えています。
僕個人の考えとしては今の見た目や今の年齢での住みやすさも大事ですが、将来のことも
すこし考えて、仏壇を譲り受ける可能性がある場合などにはこのようにすっきりと仏壇を納める
ことも可能ですし、和室の落ち着く感じはとてもいいものです。これから新築で家を建てられる方は
そう言った事も考え見るのといいんじゃないかと思います。