某歯医者の改築工事

おはようございます。大変ご無沙汰になってしまいました。

気が付けば夏が終わり、先週は息子の保育園の運動会があり、もうすっかり秋という感じです。

弊社の現状と言いますと、先週新築現場が完了し、その後歯医者さんの改築工事が終わりました

歯医者さんの現場は工期が大変厳しく、取付日数も削られて、大変苦労しました。

今回はその歯医者さんの改築工事のご紹介をします。

この現場は既設の家具を処分し、新しく同じ場所に形や納まりの違う家具を納めました。

大変わかりずらいのですが、合板で間仕切をして、診察室を作りました。

もっと上手に写真を取りたかったのですが、現場の中は従業員の方や業者の方や備品などで

とてもゆっくり写真を取れる状況ではありませんでした。3日後にはopenだそうです。

この間仕切パネルは表面は鏡面仕上げのポリ合板なのですが、下地にランバーコアと言って、

要するにぎっしり下地がつまっている無垢材を使っているため、物をぶつけたり、蹴ったりしても

穴が開いたりすることは絶対ありません。

これはその間仕切の内側、診察室側に取付した収納棚です。壁、パネル、天井が白っぽい

仕上げになっているため、家具のチークの木目がとても際立ちます。

この写真もみずらいのですが、診察室の隣のテーブルです。正面のパネルにぽっかり開いた

開口や足元の小さな開口が不規則な位置で開いています。設計士さんのセンスは面白いです。

図面を書き、製作しているときはどんな感じになるのかぼんやりしていましたが、実際取付してみると

このぽっかり開いた開口が外から見ると、とてもいいアクセントになっています。 何もないパネル

だと、なんとなく閉鎖的な感じがします。

今回の現場は取り付けの職人さんにも助けられ、無事工程通り施工が終わり、監督さんにも

気持ちよく「ありがとう」と言って頂けて、頑張ってよかったなとほっとしました。どんなにきれいに

仕上て、手間をかけても、工期に間に合わなければ意味がありません。その手間をどれだけ

最小限に減らすことができるか、どうしたら製作する職人さんがスムーズに家具を作ることが

できるか、それが毎度のことながらテーマになります。次回も頑張ります。